【1日5分】巻き肩+首こりが同時にスッと軽くなるストレッチ|初心者・女性向けガイド

目次

第1章: 巻き肩と首こりは「同時に」改善するのが最速

巻き肩と首こりは、まったく別の悩みに見えて、実は同じ原因から同時に発生している不調です。

だからこそ、
「肩」+「肩甲骨」+「首」
の3か所を合わせてケアすることで、最短で改善できます。

そしてこの記事では、
スマホで読みやすい・今日から実践できる・初心者でもできる
を全部満たしたストレッチだけを厳選して紹介します。

巻き肩と首こりに悩む女性の多くは、

  • 長時間のスマホ・PC作業
  • 呼吸が浅い
  • ストレスで肩に力が入りやすい
  • 姿勢が丸まってしまう習慣がある

こうした日常のクセを持っています。

本記事は、
「自分の姿勢が原因だと気づける」

「今日から改善できる」
この2つが自然と達成できる構成になっています。


第2章:巻き肩と首こりに悩んでいた方の事例

巻き肩+首こりで悩む女性は、とても多いです。
ここでは実際にトレーナーのもとに相談に来られる “よくあるケース” を紹介します。

あなた自身に近い悩みがきっと見つかるはずです。


★事例①:デスクワークで首が常に重い38歳の女性

  • 1日中PC作業で肩が内巻きになってしまう
  • 首の付け根が常に重く、夕方になると頭痛が出る
  • 仕事が忙しく整体に行く時間がない
  • スマホを見るときに無意識に頭が前に出てしまう
  • 鏡を見ると姿勢が丸く見えて老けた印象になるのがつらい

「夜になると首が痛くて仕事に集中できません…」
という相談がとても多いパターンです。


★事例②:育児で前かがみ姿勢が続き肩・首がパンパンの40代ママ

  • 子どもを抱っこするときに肩が前に丸まる
  • 授乳・抱っこ・スマホ育児で首に疲労がたまる
  • 慢性的な肩こりで眠りが浅くなる
  • 頭痛薬を飲む回数が増えてきて不安
  • 写真に写った自分の姿勢にショックを受けることも

「肩がガチガチで子どもを抱くときに痛む…」
という悩みと一緒に巻き肩・首こりが出ているケースです。


★事例③:ストレスで肩に力が入りやすく、首こりが悪化する30代女性

  • 緊張すると肩にキュッと力が入りやすい
  • 首まわりが張って頭痛・吐き気が出る日もある
  • リモートワークで猫背が悪化
  • 姿勢が崩れると呼吸が浅くなり疲れやすい
  • “肩に力を入れている自覚がない” ことも多い

「肩に力が入っていると言われて初めて気づきました…」
という人に非常に多いタイプです。


第3章:巻き肩+首こりが同時に起きる原因 ― 放置すると悪化します

巻き肩と首こりは「たまたま一緒に起きている」のではありません。
同じ根本原因があるため、セットで悪化していきます。


★原因①:スマホ・PC姿勢で頭が前に出る

スマホを見るとき、顔が画面に近づきますよね。
この姿勢は 首の後ろに約20〜30kgの負担 を与えています。

  • 肩が丸まる
  • 顎が前に出る
  • 首の付け根に負担集中

こうして巻き肩+首こりが加速します。


★原因②:胸の筋肉(大胸筋)が縮みすぎている

胸が硬くなると肩が前に引っ張られ、姿勢が崩れます。

胸が縮む

肩が前に入る

頭が前に出る

首の筋肉がひっぱられる

この流れが“巻き肩×首こりの負のループ”です。


★原因③:肩甲骨が固まって背中の筋肉が働いていない

肩甲骨が広がったまま固まると、背中の筋肉が使えず “猫背姿勢” に。

背中が働かない
→ 代わりに首まわりの筋肉が頑張る
→ 首こりが悪化

女性は特に肩に力が入りやすく、首こりを起こしやすい傾向があります。

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第4章:巻き肩+首こりを改善するポイントは3つだけ

原因がわかったら、改善に必要なのは次の3つです。


★ポイント①:胸の前をゆるめて肩を開きやすくする

胸が硬いと、どれだけ背中を鍛えても巻き肩が治りません。

胸をゆるめることで、肩が自然な位置に戻り始めます。


★ポイント②:肩甲骨を動かして背中の筋肉を“再起動”させる

巻き肩の人の多くは、肩甲骨がほとんど動いていません。

  • 肩甲骨を寄せる
  • 上下に動かす
  • 回す

こうした基本動作ができるようになると、首への負担は一気に減ります。


★ポイント③:首の後ろの緊張を取って姿勢の癖をリセット

巻き肩で頭が前に出ると、首の筋肉が24時間負担を受け続けます。

そのため、
胸 → 肩甲骨 → 首
の順でケアすることで、首こりがラクになりやすいのです。

第5章:胸の硬さをゆるめるストレッチ(巻き肩を戻す最重要ステップ)

巻き肩と首こりを同時に改善するうえで最優先なのは、
固まった胸(大胸筋)をゆるめること です。

胸が硬いままだと、肩は必ず前に引っ張られ、姿勢は戻りません。
まずは“巻き肩の根本原因”を解消するストレッチから行いましょう。


★ストレッチ①:壁を使った大胸筋ストレッチ

やり方

  1. 壁の横に立つ
  2. 伸ばしたい側の手を後ろに伸ばし、壁に手のひらをつける
  3. ゆっくり体を反対側へひねる
  4. 胸の前が伸びている感覚で30秒キープ(左右)

ポイント

  • 痛みがあるほど強くひねらない
  • 深呼吸をしながら胸の広がりを意識する
  • 肩ではなく「胸の前」が伸びているか確認

効果

  • 巻き肩の引き戻し
  • 呼吸が深くなる
  • 首の負担が減り首こり軽減

★ストレッチ②:タオルを使った胸開きストレッチ

やり方

  1. タオルを肩幅より少し広めに持つ
  2. 息を吸いながら腕を頭の上へ
  3. 息を吐きながら胸を開き、肩を後ろへ引く
  4. 10回繰り返す

ポイント

  • 無理に後ろへ引かず、気持ちよく胸を伸ばす
  • 腰を反らさないよう注意

効果

  • 胸の筋肉が広がり姿勢がリセット
  • 肩が自然な位置に戻りやすくなる
  • スマホ巻き肩の改善
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第6章:肩甲骨を動かすストレッチ(背中が使えて首が軽くなる)

胸をゆるめたら、次は 肩甲骨を動かすステップ です。
巻き肩の女性の多くは肩甲骨が広がったまま固まり、背中が機能していません。

背中が働かない
→ 首まわりの筋肉が代わりに頑張る
→ 首こり悪化

という流れが起こるため、肩甲骨ストレッチは必須です。


★ストレッチ③:肩甲骨まわし(基本のほぐし)

やり方

  1. 肩に手を置く
  2. 肘で円を描くように回す
  3. 前回し10回 → 後ろ回し10回

ポイント

  • 肩だけで回すのではなく、肩甲骨を大きく動かす意識
  • 呼吸を止めずリラックスして行う

効果

  • 肩甲骨の可動域UP
  • 背中の筋肉が働き姿勢が整う
  • 首の負担が軽くなる

★ストレッチ④:肩甲骨引き寄せエクササイズ

やり方

  1. 背筋を伸ばして座るor立つ
  2. 肩甲骨をゆっくり後ろに寄せる
  3. 3秒キープして戻す
  4. 10回×2セット

ポイント

  • 肩をすくめず、背中だけでギュッと寄せる
  • 胸を張りすぎないように注意

効果

  • 背中の筋肉(菱形筋・僧帽筋)が活性化
  • 肩が開く姿勢がクセづく
  • 首の前に出過ぎた位置が戻りやすい

第7章:首の緊張をゆるめるストレッチ(頭痛・肩こりの原因をリセット)

胸 → 肩甲骨 と整えると、首の緊張が抜けやすい状態になります。
ここで最後に 首周りの過緊張をリセット することで、

  • 頭痛予防
  • 首こりの根本改善
  • すっきりした姿勢の定着

が実現します。


★ストレッチ⑤:首の後ろ伸ばし(僧帽筋上部をゆるめる)

やり方

  1. 背筋を伸ばして座る
  2. 軽くあごを引く
  3. 手を頭の後ろに添え、優しく下へ引く
  4. 20秒キープ×2回

ポイント

  • 強く引かない
  • 背中を丸めず、首の後ろだけが伸びるようにする

効果

  • デスクワーク疲れによる首こり解消
  • 頭痛の軽減
  • ストレスで固まった筋肉の緩和

★ストレッチ⑥:側面ストレッチ(肩の張りを取る)

やり方

  1. 右手で左側の頭を持つ
  2. 右側へゆっくり倒す
  3. 首の横が伸びるところで20秒キープ
  4. 反対も同じ

ポイント

  • 呼吸を止めない
  • 痛みの出ない範囲で行う

効果

  • 首の横の張りが軽減
  • 肩の左右バランスが改善
  • 姿勢の安定につながる
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第8章:1日5分の習慣で“首が軽い姿勢”を手に入れる方法

巻き肩+首こり改善は、長時間よりも
「毎日少しずつ」 が圧倒的に効果的です。

忙しい女性でも続けられるように、1日のルーティン例を示します。


★朝|胸のストレッチで姿勢リセット

  • 大胸筋ストレッチ30秒×左右
  • 朝の姿勢が整うと、その日一日の疲労が大幅に減る

★昼|肩甲骨ほぐしでデスクワークの固まりを解除

  • 肩甲骨まわし前後10回
  • 肩甲骨引き寄せ5回
  • 仕事中にこり固まりやすい背中を“こまめに動かす”

★夜|首のストレッチで1日の疲労をリセット

  • 首の後ろ伸ばし20秒×2回
  • 側面ストレッチ20秒×左右
  • 眠りの質が上がり、翌朝の首が軽くなる

★継続のコツ

  • スマホの“習慣化リマインダー”を使う
  • 朝・昼・夜に分けると負担ゼロ
  • 鏡で肩の位置を確認して変化を楽しむ

3週間続けると「肩が開きやすい」「首こりが出にくい」を実感できます。

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この記事を書いた人

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