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「【もう挫折しない】パーソナルトレーニングが続かない人必見の解決法7選」

はじめに

パーソナルトレーニングを始めたものの「続かない…」「気持ちはあるのに挫折してしまう」という声は非常に多いです。実際、最初の3か月でジム通いをやめてしまう人は全体の半数近くいるとも言われています。
ではなぜ、多くの人が継続できないのか?その原因を明らかにし、解決法を具体的に提示することで、あなたも最後まで走り切れるようになります。

本記事では、現役パーソナルトレーナーの視点から「続かない原因」と「継続できる仕組みづくり」を徹底解説します。

目次

第1章:なぜパーソナルトレーニングは続かないのか?

1-1 モチベーション任せの限界

多くの方が「やる気さえあれば続けられる」と思いがちですが、実際は人間のモチベーションは天気のように変わりやすいものです。仕事が忙しい日や体調がすぐれない日、友人との予定が入ったとき、最初の情熱は簡単にしぼんでしまいます。
たとえば「夏までに5kg痩せたい!」と強い気持ちで始めても、1週間のうち2〜3日は残業でジムに行けない → 週1回しか通えない → 思ったほど成果が出ない → 「やっぱり向いてないのかも」と気持ちが切れてしまう…このパターンは非常に多いのです。

1-2 目標設定の曖昧さ

「痩せたい」「健康になりたい」という漠然とした目標では、達成感を得にくく途中で投げ出しやすくなります。
心理学的に、人は「達成感」を得られない行動を続けることが苦手です。
例えば、3か月後に「体脂肪率−3%」「ウエスト−5cm」といった数値で目標を設定すれば、途中経過で小さな変化を確認でき、継続する意欲につながります。逆に「とにかく痩せたい」としか思っていないと、「まだ痩せていない」「変化がわからない」という理由で簡単にやめてしまうのです。

1-3 時間・お金のハードル

パーソナルトレーニングは1回あたり5,000〜10,000円、月4〜8回通えば2〜8万円ほどかかります。短期集中で考えれば投資といえますが、日常の出費と比べると負担が大きく「このお金があれば旅行に行ける」「外食に回したい」と感じてしまう人も多いです。
また時間の確保も大きな壁です。平日夜に通う人が多いですが、残業や家庭の用事で予定通り行けないことが続くと、「せっかくお金を払っているのに通えない」という罪悪感と損失感で心が折れてしまいます。

1-4 トレーニングの楽しさ不足

継続できる人とできない人の最大の違いは「楽しさを見いだせるかどうか」です。トレーニングを“修行”のように感じてしまうと、精神的に苦痛で続きません。
実際に続けられる人は、「今日はベンチプレス5kg伸びた!」「体が軽くなってきた」と前向きな変化を楽しんでいます。逆に、成果だけを求めて「まだ痩せてない」「筋肉がつかない」と不満を感じる人はやめやすい傾向があります。


第2章:続かない人の特徴

2-1 完璧主義タイプ

「週2回必ず行かないと意味がない」「食事制限も100%守らなければ失敗」という考えは、一見真面目でストイックに見えますが、実は継続の大敵です。
たとえば仕事で忙しく1回ジムを休んだだけで「もうダメだ、自分には向いていない」と諦めてしまうケースが多くあります。本来であれば「今週は1回しか行けなかったけど、来週はまた2回行こう」と考えれば問題ないのに、自分を厳しく責めてしまい挫折につながるのです。

2-2 他人に流されやすいタイプ

「今日は同僚に飲みに誘われたからジムはやめた」「家族から買い物を頼まれたから行けなかった」といったように、優先順位を他人に左右されやすい人も続けにくいタイプです。
特に日本人は「周囲に合わせる文化」が強いため、自分の健康や目標よりも相手の期待を優先しがちです。これが積み重なると、ジム通いがどんどん後回しになり、最終的に「もう続ける意味があるのかな」と気持ちが切れてしまいます。

2-3 目的が曖昧なタイプ

「なんとなく体を動かした方が良いから」「健康診断で少し注意されたから」といった弱い動機では、辛い場面を乗り越えることができません。
逆に「半年後の結婚式でドレスを着こなしたい」「40歳になる前に体を変えて自信を持ちたい」といった明確な動機がある人は、苦しい時期も「やめられない理由」があるため、続けられるのです。


第3章:続けるためのマインドセット

3-1 「小さな成功体験」を積み重ねる

継続のコツは「大きなゴール」より「小さな進歩」を喜ぶことです。
たとえば体重が1kg減った、前よりも階段の上り下りが楽になった、トレーナーに「フォームがきれいになりましたね」と褒められた――こうした小さな変化に気づくと、脳内でドーパミンが分泌され「もっと続けたい!」という気持ちが湧きます。
逆に「まだ10kg痩せてない」「腹筋が割れてない」と理想ばかりを追うと、自分を否定しやすくなり、やる気が落ちてしまいます。

3-2 他人と比べない

SNSにはボディメイクで成功した人の写真があふれています。友人が短期間で体を変えているのを見ると「自分は全然ダメだ」と劣等感を抱きやすくなります。
しかし、遺伝・生活リズム・筋肉のつき方など人によって条件は大きく違います。他人と比べるのは「100m走で違うスタート地点から走っているようなもの」です。比較すべきは「昨日の自分」であり、「少しでも成長できたかどうか」です。

3-3 「義務」ではなく「習慣」に

「ジムに行かなきゃ」ではなく「歯磨きやシャワーと同じように生活の一部」として組み込むことが大切です。
そのためには、ジムに行く曜日や時間を固定してしまうのが有効です。たとえば「毎週火曜と金曜の仕事終わりに行く」と決めることで、予定調整のストレスが減り、「行くのが当たり前」の状態にできます。
習慣化の研究では「新しい行動は約66日続けると自動化される」といわれています。最初の2か月をいかに乗り切るかが、成功の分かれ道です。

第4章:実践的な解決法

4-1 具体的な目標を立てる

人間は「数値化できる目標」を持つと努力を続けやすいと言われています。
たとえば「痩せたい」ではなく、

  • 「3か月で体脂肪率を2%減らす」
  • 「半年でウエストを−5cmにする」
  • 「ベンチプレスを20kg増やす」

といった測定可能な数値目標を立てることで、進捗を実感できます。

また、SMART法(Specific・Measurable・Achievable・Relevant・Time-bound)を使うとより効果的です。
例:

  • 「毎週火曜・金曜の夜にジムに通い、2か月でスクワットの重量を10kg伸ばす」
    このように具体的かつ期限を切った目標は達成感を得やすく、継続の動機づけになります。

4-2 トレーニングを楽しむ工夫

「やらなきゃいけない」から「やりたい」に変える工夫が必要です。

  • 好きな音楽をプレイリストにして聞きながら行う
  • 友人やパートナーと一緒に取り組む
  • 達成したら「ご褒美デー」を作る
  • トレーナーと楽しく会話しながら進める

トレーニングは「遊び」と同じ要素があると続けやすくなります。例えば「今日は何回できるかな?」とゲーム感覚で挑戦するだけでも気持ちが軽くなります。

4-3 お金を「投資」と考える

「月3万円も払ってるのに…」とネガティブに考えると継続がつらくなります。
しかし健康的な体は人生全体の資産です。

  • 健康な人は医療費が抑えられる
  • 見た目が変わることで自己肯定感や仕事の成果も高まる
  • 長期的には生活の質そのものが向上する

「パーソナルトレーニング=未来の自分への投資」と考えると、支払う金額に納得感が生まれます。

4-4 記録をつける

記録の力は非常に大きいです。体重・体脂肪率・筋力・写真を残すと、小さな変化でも視覚的に確認でき、やる気が持続します。
最近は「筋トレ記録アプリ」や「スマートウォッチ」など便利なツールも多く、ゲーム感覚でログを貯めていくことが可能です。


第5章:体験談から学ぶ「続けるコツ」

体験談1:30代男性・営業職

「最初の1か月は本当に地獄でした。残業で疲れているのにジムに行き、翌日は筋肉痛…。でもトレーナーに『まずは週1回でも大丈夫です。少しずつ積み重ねましょう』と言われて気が楽になりました。今は週2回が習慣になり、半年で10kgの減量に成功しました。」

👉 ポイント:完璧を目指さず、小さな成功を積み重ねることで習慣化できる。

体験談2:40代女性・主婦

「子どもの送り迎えや家事で時間がなく、通うのは週1回が限界でした。『週1で効果あるのかな?』と不安でしたが、食事管理も一緒に見てもらい、半年で体重−8kg、ウエスト−10cm。『継続=回数の多さ』ではなく『習慣を切らさないこと』が大切だと気づきました。」

👉 ポイント:頻度よりも“ゼロにしない”ことが結果につながる。

体験談3:20代男性・IT企業勤務

「1人では絶対に続けられなかったと思います。インスタに毎回写真をアップして、仲間から『いいね!』をもらうのが励みになりました。1年継続できたのは、SNSで応援してくれる人がいたからです。」

👉 ポイント:仲間やSNSで“承認”を得ると継続力が上がる。

体験談4:50代男性・経営者

「体調を崩したのをきっかけに始めました。トレーニングをすると頭も冴えるし、仕事の集中力が上がった。健康と仕事の両方にプラス効果が出るから、今ではやめる理由が見つかりません。」

👉 ポイント:健康・仕事・生活全般への“相乗効果”を実感できればやめられない。


第6章:生活習慣と一緒に整える

6-1 睡眠を優先する

睡眠不足は筋肉の回復を妨げ、ホルモンバランスを乱し、トレーニング効果を半減させます。
実際、成長ホルモンは睡眠中に分泌され、筋肉修復・脂肪燃焼を促します。つまり睡眠が足りないと「頑張っても成果が出ない」という最悪のループに陥るのです。
「夜更かしを減らし、23時までに寝る」だけでトレーニングの効果が大きく変わります。

6-2 食事管理は「完璧」を求めない

ダイエット中は「甘いものは絶対NG」と思いがちですが、それは逆にストレスを増やし、暴食につながります。
実際に長く続けている人は「週に1回チートデーを入れる」「80%だけ守る」といった工夫をしています。
たとえば平日はバランス重視、週末は家族と外食でリフレッシュ。このバランス感覚が、長期的な継続に欠かせません。

6-3 ストレス管理

精神的ストレスは「挫折の一番の敵」です。

  • 仕事の悩みをトレーナーに話す
  • 軽いストレッチや瞑想を取り入れる
  • 休日に趣味を楽しむ

ストレスを放置すると「今日は疲れたからやめよう」が積み重なり、やがて「ジムに行かないことが習慣」になってしまいます。

6-4 日常に“ちょい運動”を取り入れる

ジム以外の日に軽く体を動かすと習慣化しやすいです。

  • エレベーターではなく階段を使う
  • 通勤で一駅分歩く
  • 寝る前にストレッチをする

「運動は特別なことではなく、生活の一部」という意識を持つと、トレーニングが自然と続くようになります。

第7章:トレーナーを最大限活用する

7-1 トレーナーに悩みを共有する

パーソナルトレーニングの最大の利点は「あなた専用のサポーター」がいることです。
ところが多くの人は「今日は疲れているけど、言ったら迷惑かな」「全然成果が出てないと言ったら怒られるかな」と遠慮してしまいます。

しかし、トレーナーはプロです。

  • 「残業続きで疲れている」→ 低負荷のメニューに調整
  • 「膝が痛い」→ 負担を避ける代替種目を提案
  • 「やる気が出ない」→ 気持ちが上がるよう声かけ

むしろ「弱音や悩み」を共有することで、あなたに合った最適なサポートをしてもらえます。遠慮せず、正直な気持ちを伝えることが継続の近道です。


7-2 定期的に目標を更新する

最初に設定した目標を達成したら、必ず次の目標を設定しましょう。
「5kg痩せる」が達成できたら、次は「リバウンドしない体を作る」「ベンチプレス70kgを目指す」など、ステップアップすることが大切です。

人は目標がなくなると行動が止まります。達成の喜びを感じた瞬間に「次はこれを目指しましょう」とトレーナーと一緒に新しいゴールを決めることで、モチベーションを維持できます。


7-3 「応援してくれる人」として頼る

トレーナーは単なる指導者ではありません。「あなたを信じて伴走してくれる存在」です。
自分1人では挫折しそうな時も「大丈夫、前回より成長していますよ」と励ましてくれる存在がいることで続けられます。

実際、心理学でも「他者からの承認」が行動継続に強い影響を与えることが分かっています。
もしあなたが「自分は続けられないタイプかも…」と感じているならこそ、トレーナーを**“結果に導く伴走者”**として最大限活用するべきです。


まとめ

ここまで解説してきたように、パーソナルトレーニングが続かない理由は「意思が弱い」からではありません。
多くの場合、以下のような 環境・考え方・習慣 が原因です。

  • モチベーション任せで始めてしまう
  • 目標が曖昧で成果を実感できない
  • 完璧主義で少しの失敗も許せない
  • 楽しさを見いだせず“修行”のように感じてしまう
  • 睡眠・食事・ストレスなど生活習慣が整っていない

継続のための解決ポイント

  • 小さな成功体験を重ねる → 成長を実感して前向きになれる
  • 数値化した目標を設定する → 進捗が明確でやる気が出る
  • 楽しさを工夫する → 音楽・仲間・SNS記録で「続けたい」に変わる
  • トレーナーを頼る → 正直に弱音を共有すれば適切にサポートしてもらえる
  • 生活習慣も整える → 睡眠・食事・ストレス管理がトレーニングを後押し

行動への後押し

あなたが「続かない」と悩むのは自然なことです。むしろ、そこで立ち止まって原因を見直せたのは大きな一歩です。

✔️ まずは「次の1回のトレーニングを楽しむ」ことに集中しましょう。
✔️ 成果はすぐに出なくても、確実にあなたの未来に投資されています。
✔️ 今日から小さな一歩を積み重ねていけば、半年後には「続けられた自分」が待っています。


最後に

パーソナルトレーニングは単なる運動習慣ではなく、人生そのものを変えるきっかけになります。
・体が変われば自信がつく
・自信がつけば仕事や人間関係も変わる
・「できなかった自分」が「続けられる自分」に変わる

その最初の一歩は「続ける仕組み」を作ることです。
ぜひ、今日から小さな習慣を積み重ね、トレーナーを味方にして「続けられる未来の自分」を手に入れてください。

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この記事を書いた人

当サイト「Training Guide」は、忙しい大人の方や体力に自信のない方でも
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「健康を維持しながら、毎日をもっと前向きに過ごしたい」という方を応援しています。

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